マーケット:ささやかれ始めた円高
今週はいよいよFOMCです。私の予想が外れた先々月、先月の絶好調の雇用統計の流れを受け利上げが発表されるでしょう。
米国景気が好調で利上げなら、ドル買が進み、私の120円以下のショートポジションは、さらに含み損を膨らませていくことを覚悟しています。
しかし、先週あたりより「利上げを境にドル売りが進む」との声を聞く様になってきました。何故か原油安が進んだとかで株も下げドルが売られ一時は120円台まで下げています。ドラギ砲も効果が薄れユーロ買いが進んでいますので、その影響もあるかもしれません。
利上げは中身より、するかしないかが焦点となっており、それは先月のFOMCでほぼ「する」で決着したと考えています。しかし、その内容についてはあまり情報がありません。今週のFOMCでは、それをどれくらいするのかが明らかとなり、マーケットの反応を左右するのではないでしょうか。
例えば、利上げの既成事実作りのためだけの「ちょっぴり利上げ」だったりすると荒れそうです。それはないとして、これまで散々先延ばししてきて、上ぶれさせるとは思えない。とすると、当たり障りのないところしかない。そうすると
原油安、株安、ユーロ下げ止まり、の状況下であれば、もしかすると私のショートポジションの、復活もあるかもしれません。淡い期待を抱いていますが、イベント前のちょっとした乱気流にすぎず、週末には泣いている気がします。