雑記:長年の集大成でわかったこと。
今日もEAの手直しをしている。ある程度の完成度に納得している分析方法をEAに反映する作業を続けている。これまで長年、やみくもにトレードしたり分析したりロジックを組んだりをしてきた。今回の作業はこれまでのトレードと分析とプログラミング経験を結び付けた集大成に近いものがある。
シンプルで納得のいく分析手法がようやく見つかった。これを忠実にインジケータに反映。実際のマーケット分析に使ってみると当たるときもあればよく外れる。それでも何となく納得がいく。
このインジケータをEAに反映、バックテストをやってみる。見事な成績が出てきてうれしくなる。
通貨を変えてやってみるとあまりよくない成績だ。同じ通貨で期間を変えてみるとあまりよくない。
あまりよくない通貨も時間足を変えてみると少しは良くなる。
原因を考えてみる。同じ相場は2つとないから。分析手法が実はあてにならないということだ。
それでもうまくいく相場といかない相場があるのはなぜだろう。考えてみる。
何かパターンが違うのだ。今回のEAはトレンドフォロー型のロジックであるからレンジ相場や通貨が苦手、そういうことなのだろうか。
トレンドといっても相場の値動きがトレンドなのかノイズなのか本当のところはその時点ではわからないのだ。足が短いほど区別がつかない傾向は高い。
現在メインで扱っているのは1時間足だが、分析は日足や週足を使う。EAもそちらの足にそろえていくことで精度はいくらか高まるだろう。
しかし、分析手法の理論は通貨や時間足にとらわれることないロジックなのだ。
現実がこれを否定しているということなのだ。
長年の努力の集大成から導かれたものがそういう不都合な事実なのだ。