トレード:トレード環境整備
長年の連続稼働のため電源故障が発生したトレード用PC。オートトレードからも撤退していたこともあり、放置していたが昨日、寄せ集めのパーツで新マシンを構築した。EAやインジケータも一応、取捨選択してこれからのトレードに使えそうなもので揃えてみた。
メインシナリオに基づくトレードを初めて見ているが、時間間隔の違いもあり、トレードはやはり迷いが生じ、これまでと同じ過ちを繰り返しがちな状況になっている。今のメイントレードであるダウ、日経のトレード環境にはオートトレード機能が弱く、裁量に頼っている状態でここ1,2週のトレードはまさにその悪癖がもろに出てしまっている。そこで弱いながらもアシスト機能を設定してみた。
EAの開発環境は、従来トレード機と開発機を分けていたのだが、PC間のデータのやり取りが煩雑なので、トレード機に開発テスト領域を作り、1台ですべて行うことにした。
EAの選定はアシスト系とオートトレード系に分かれる。
アシスト系は現在作成中のものを採用。メインシナリオを基にしたトレードをサポートする機能を実装。オーダーサポートはエントリー価格、クローズ価格を算出しオーダーを出す機能。オーダー修正サポートはポジションのクローズ価格を自動で最適化を目指す機能。分析用インジケーターはメインシナリオ作成サポートのほか、オーダーシナリオの作成にも利用可能な機能。これらを一通りそろえたので、今後の裁量による為替トレードへの再参入のための環境整備が整ったのではないだろうか。
オートトレード系は過去に何度も自力開発を繰り返しチャレンジしてきたが、完成に至っていない。どんな条件でも完全に勝てるEAを作成できると信じて作ってきた。無理とはわかっていたが初めてのチャレンジなのであえて理想を追った。失敗の繰り返しだったが、そのおかげでようやくポイントがつかめた気がする。ポイントは、自分に万能EAは作れないということだ。なぜ「万能」が無理なのか?「相場を分析してシナリオを作成するロジック」が組めないからだ。
しかし、その役割 「相場を分析してシナリオを作成するロジック」 を自分自身が行えば、そのシナリオにあったEAを作ることはできそうだ。また、公開されているEAを使うという選択肢もある。そこで、オートトレード系は公開されているものをいくつか試してみたいと思い、開発系環境で公開EAの評価を行える環境を用意した。ここで評価した公開EAは、独自に修正を加えてメインシナリオ対応させていくという目論見だ。
どの通貨を、どのシステムでどのようにトレードしていくかは、これからのメインシナリオと相談して決めていくことになるが、ある程度の環境面の準備は整った。