雑記:「フェイクニュース」とトレードの失敗との関係
今まで、フェイクニュースなんかには騙されるはずがないと思っていたが、先日ちょっとやばい体験をした。
かなりの比率でそのフェイクニュースを真実として信じ込んでいったのだ。その過程には、自然と信じ込んでしまう巧妙なカラクリがあることがわかった。
実はそれと全く同じカラクリで、自分で自分をだまし、奈落に落ちていたのが、自分のトレードだと気づかされた。
フェイクニュースを信じてしまう心のカラクリ
- 「もし」という想定のニュースが
- 「そうあってほしい」という内容だったとしたら
- 「もし」から「期待」のニュースに変わる
- 「期待」に「欲望」を加えると、「夢想」が始まり次第に「そうではならない」ニュースに変わる。
- つまり「錯覚」。欲望の強さが弱ければ、「夢想」から抜け出すことができるが、現実よりそのニュースが示す未来のほうが都合が良い場合には「夢想」から次第に抜け出せなくなる。
- 「混濁」、リアルがフェイクに思え、フェイクがリアルに思えてくる。
フェイクニュースは「欲望」を触媒に拡大する心のウイルスだ。
トレード失敗の心のカラクリ
- この株価は○○円まで上がると分析
- エントリー
- しかし実際はどんどん下がる
- ここで、下げ止まって反発するとの予想(=フェイクニュース)
- そんなはずはない、現実が嘘だと信じ込み含み損を膨らませていく
自分で自分にフェイクニュースを発しそれに飲み込まれていることに気付いた