EA開発の限界とトレード手法について
FXに再参戦し感じたのは裁量でトレードするのは精神的にも肉体的にも困難であるということだ。
そこでシステムトレードにより確実な利益を得ようとMetaTrader4のEA開発を行ってきた。プログラミングやテクニカルを独学でコツコツと学び試行錯誤を繰り返している。EAさえあればすべてがうまくいくと夢見ていたが、やはりEAにも限界がありそれがどのあたりなのかもなんとなく分かってきた気がする。
なかなか完成しないEA開発を続けているうちにシステムトレードに新しい動きが出てきた。ミラートレードとリピート系だ。ミラーはロジックが見えないのでEA開発をしている側からするとすごく胡散臭さを感じ使う気になれない。リピート系はあまりにもロジックが単純で幼稚に感じられた。
しかしどちらも使ってみて気づいたのは、自分のEA開発の目指すところがミラーの一つのストラテジーに相当するものであり、そのEAのロジックに足りないのがリピート系の目標利益を明確にして得るというシンプルな考え方であることだ。私の目指していたものはすべての通貨で、すべての時間帯で、すべてのトレンドで1円の損もなく利益を無限に出し続け、巨万の富を得る理想のプログラムなのだ!それを夢見て作り始めたのだから当たり前だが、それは「可能」と「不可能」との大きな差だ。
テクニカルも少しは分かるようになってきたが、これは使いこなせないことには始めから気づいている。相場が動く理由、ファンダメンタルについての理解が重要だと思うが勉強不足だ。アベノミクスの円安、欧州のポンドやユーロが急落、原油の急落や米国の株高、スイスフランの急変などなどデンジャラスな世界、どんなに勉強してもしすぎることはなさそうだ。逆にいろいろ知るほどに手を出してはいけない世界だとも感じてくるが、手を出さなくては稼げない。
さてなんとか動きそうなEAも出来上がり、かつその限界も見えEA頼みだったトレード手法については考え直してみたい。
まず裁量トレード
時間をかけて慎重にエントリーとクローズシナリオを考えたうえでトレードしたい
システムトレード(ミラー)
実績を良く分析し今後の相場予想にあいそうなものをセレクトしてみよう。
システムトレード(MT4)
小さくコンスタントに利益を出すことを目的として運用する