トレード研究:EAに期待すること

前回の反省を踏まえると次のような点がEAに求められる

  • トレードロジックが一定のルールに基づいていること
  • ベースとなるルールで利益を上げられる確度が高いこと
  • 心理的に不安定になる状況を作らないこと

など、色々あるが既存のアシストEAで何とかこれができないだろうか?これができるはずなのだ。なぜならば、そんな同じ失敗の経験から作ったのがこのアシストEAや各種のインジケータなのだからだ。しかしながら、なかなか参考にするトレード手法の理解もできない状態が続き、EAへのその理論のロジックへの反映が行えず、あまり活用されない状態であったのだ。今回はこれをうまく使っていこうと考えている。

そう考えて、改修の終わったアシストEAをFT投入してつかってみているが、これがなかなかいい感じだ。良い点を挙げてみると次のようになる。

  • 手法に沿いチャートの波形からエントリー値、TP値、SL値を決め、ワンタッチでオーダーできる
  • オーダーには手法に沿って有効期限がセットされており、相場の変化に対応できる
  • 手法のエントリールールのうちメインパターンのルールに対応するほか、サブシナリオにも対応し、それぞれ順張り、逆張りに対応している
  • チャート分析を基にしており獲得値幅、撤退損失の値は機械的にあらかじめ算出され、心理的動揺を抑制できる
  • エントリーパターンと波形サイクルは選択が可能で、相場分析にに応じた最適なOCOオーダーができる
  • パターンを固定すれば簡易的なオートトレードも可能
  • など、いろいろある

幾つかの好評の操作感を感じることができたが、これを体感できたのには理由がある。全て1分足で試すことができたのだ。この手法は1時間足トレードで紹介されている手法だが、チャート波形を基本に考えられているので全くと言ってよいほど問題はなさそうである。思わぬ発見であるが、これはアシストEAがないと実用的ではないだろう。刻々と変化していくチャートで目標値を計算してエントリーを繰り返すのは至難の業なはずだ。スキャルツールとしても結構使えそうな気がする。

z55,24の分析ツールで概況を把握したうえでz12~3の波形でトレードするというのがよさそうだ。

と、実際に試してみているが、インジはあまりあてにならない雰囲気。ここは純粋に手法の示す波形と値幅を頼りにtトレードしたほうがよさそうだ。

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