コロナかも!?ら2週間自宅療養して気づいた意外なこと。

264月 - による jasminums - 0 - 雑記

新型コロナウイルスが蔓延したことで #緊急事態宣言 が発せられ、自宅にこもりっきりだ。緊急事態宣言より前に東京都が外出自粛を呼びかけており、会社はテレワークを開始していたので週の半分は自宅にいたが、緊急事態宣言の翌々日に急に高熱が出てコロナの恐怖を味わうことになってしまった。まさに緊急事態である。

その日は夕刻より急激なひどい悪寒に襲われ、あれよという間に38.3度まで上昇。悪寒に震え、熱のだるさと息苦しさで、死を覚悟するほど。コロナの可能性があるので相談センターに繰り返し電話するも話し中でつながらない。ようやくつながったのが、夜明けの4時ごろ。相談センターに聞きたかったのは、「どこの病院に行けばよいか」ということ。これを訪ねると、一通りのお決まりの質問ののち「かかりつけ医に行ってください」とのこと。どこか専門の医療機関に行けと言われるとそれはそれで、困ったことだ。何しろ高熱で移動すら辛い。タクシーを頼むにしても迷惑かけてしまいそうな状態だった。もし、遠いどこかの医療機関へ行くように言われたときはどうすればよかったのだろうか?幸いにも近所のかかりつけだったので何とか徒歩でゆき、診てもらった。

かかりつけの先生によると、「症状からするとコロナではなさそう」とのこと。でも、わからないとも。それはそれで不安になってしまう、と相談してみると「血液検査を行い、翌日結果が出るのでその結果を電話で伝えるというのどう?」ということになり、血液検査をして、薬局で薬をもらい(正しくは買って)帰宅。

結局その日のうちに熱は平熱近くまで下がり、翌日の電話での結果は「白血球が非常に多いが、届いているコロナの症例データとは違いそう」とのことでひとまず安心。「ふつうは熱が下がって2日くらいで社会復帰OKだが、念には念をいれて1~2Wは自宅で様子を見ましょう」ということになり、2Wの自宅療養の開始となった。

週明けの月曜日、自宅療養であるがテレワークには支障のない状態まで復活していたので、「社会復帰」。テレワークのできる職種だったのが幸いだ。テレワークができない人や営業中止せざるを得ない商店の方は本当に深刻な問題なんだと今はわかっているが、その時点ではあまり気にはしていなかった。

その後は、全国に緊急事態宣言が広げられ、連日メディアは大騒ぎ。はじめはTVをつけっぱなしにしていたが、同じことの繰り返しのいつものパターンに嫌気がして、TVはいつものようにあまり見ないことに。SNSをつど眺めて、思いつくことを自分でも呟いてみる。そんな日々が2W続いた。

自分で情報を発信すると、いかにマスコミが表現や、伝え方がうまいかが良くわかる、プロは違うなと。一方、それらのメッセージはすべて裏の思いがあることもよくわかる。見てもらうため、読んでもらうためセンセーショナルに、ある場面の一部だけを切り取って、あたかもすべてであるかのように、そしてそれを自分たちの都合のよい主張の根拠に使う。そんなワンパターンの演出された報道はうんざりだ。

特に、批判を皆の代表のような口ぶりで繰り返し、ドヤっているバラエティ報道番組には辟易だ

まあ、この2週間その手の番組は見ていないので、最近の実際はどうなのかは正しくはわからないが、まあおそらく今までと同じだろう。一方、YotuTubeなどの動画は以前よりよく見た。コロナネタにしてもTVよりはまともなものが多い。まあ、面白そうなものを選んでみるから、比率が高くなるのかもしれないし、内容もピンキリだが。

動画はそれほど熱心に見たことはなかったのだが、この2週間の自宅待機の期間、浮いた通勤時間分は見ていたように思う。純粋に面白かった。自分でもやってみたいなと、思うほどだったが、それは実行に移すにはかなり敷居が高い。せいぜいこのBlog程度が関の山だろう。

YouTuberの興味深い動画をみて、国や自治体の偉い人たちの情報発信が、大衆の心をつかまない原因がわかったような気がする。それは、なにか?それは彼らは、

「本当のことを話すことに慣れていない」

ということだ。いつも、話してはいけない、皆が聞きたがっていることを触れないように、答えないように会話することが、染みついているものだから、いざという時にもそうなってしまう。

2週間自宅待機して、意外な発見があった。