マーケット分析:エリオット波動的考察 EURUSD月足4波?

EURUSDの今後の展開を探るための分析の続き。

今の膠着相場が何なのか?4波なのかトレンド転換待ちの助走なのか?これを探ってみる。

まずは4波であると仮定し検証してみる。

2波と4波の内部波動は異なるらしい。

これは当てはまる様だ。想定2波が3波構成、想定4波が複雑な波動となっている。この波動はフラットなのだろうか?これについては改めて確認することに。

2波の値幅より4波の値幅の方が大きい。というルールもあるがこれは現時点では満たしていない様だ。

想定2波1.18761から1.399の幅なので概ね0.211だ。対する想定4波は1.04623から1.19105の幅なので0.14482、概ね0.145だ。その差は0.066なので今後の展開次第では条件達成も可能性はある。1.25723を越えれば想定4波の幅のほうが大きくなる。安値を1月の1.034にとればさらに可能性が高くなる。

3波の38.2%~50%戻しに対してはどうだろう。38.2%返しが1.18111なのでこれもあてはまる。

ここで基本的なルール、1波と4波とは重ならないというルール。想定2波の起点1.18761を1.19105と越えてしまっている。また上記の対2波の値幅条件を満たした時点では確実に1波と4波が重なることになる。

これらのことから、想定4波の仮定は成立しないと考えられる。

Back to Top