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ドライブ車中泊雑記

車中泊へのあこがれ再び

泊る場所の心配をしないで、車1台で何処までも行ける。

そんな車中泊に憧れて、数年前に2泊ほどの旅に出た。当時興味をもっていた写真撮影と釣りを目的に富士山から伊豆を巡る旅だった。

車はミニバンでシートがフルフラットにできるタイプであり、車中泊専用の装備は特に準備することなく、同時期に興味をもっていたキャンプ用品を幾つか持っていったと思う。真冬の旅だったので寝袋と毛布程度を寝具に用意しただろうか。現時点で倉庫にエアーマットが眠っているがそれを持っていったのか、それともその旅の後で買ったのかは定かでない。フルフラットと呼ばれているが実際に寝るためにはかなりの段差があり、寝られたものではなかった記憶がある。それと、防寒が足らず足先が冷えて辛かった気もする。これが夏場であれば暑さや虫などに悩まされることになっただろう。

そんな苦労のあった旅だったが、目的の写真や釣りは充分楽しむことが出来た。宿を気にすることなく自由に活動出来たことが大きい。車中泊は気ままな旅の強い見方だ。

おそらくそんな経験もあってか、さらなる快適な泊りを求めて「オートキャンプ」に興味を持ち始めたのだろう。倉庫に眠るタープや調理器具、テーブルなどはおそらくその頃に買ったものだ。旅の目的がそこに行き何かをするということから、どこかで快適に泊るということも目的のひとつに加わった様だ。

その後、2泊のオートキャンプに出かけ、レンタルのテントで一晩、コテージでもう一晩の旅だった。夏の旅で、初のテント就寝で不安もあったが特に問題もなかった。川の水の音と少しの雷の音が気にはなったが。2泊めのコテージはエアコン付でさらに快適。入浴施設もあり旅を満喫することが出来た。もちろん車中泊よりも快適な寝心地であった。

これが車中泊とオートキャンプの経験だ。

車を買い換えるにあたって、これからまた車に乗って旅にでかけてみたいとは思う。車中泊しながら、ただあてもなくどこまでも。とにかく新しい相棒とどこかに行ってみたいだけだ。ただ走り続けるだけ、そしてどこかで寝る、そしてまた走る、という旅も良いかもしれない。
それでは少しもったいない気がする。その土地の旨いものをいただいて、日帰り温泉にでもつかり運転疲れを癒す。そんな車中泊の旅に出かけてみたい。